自分で塗装をするコツ

塗装の基礎知識

塗替えの目安

塗装の塗替えの目安と一般的に言われているのが約10年塗り替えです。しかし、約5~7年程度に一度の頻度で塗り替えるのが、実は最も効率が良いのです。その理由は、10年以上放置したままの状態から塗り替えを行うと、目には見えない老朽化が進行していて予想外に高額な修繕費用が掛かってしまう場合が多いからです。建物の壁は年月が経過すると、直射日光の紫外線をはじめ、四季を通しての風・雨・雪など天候条件などで徐々に老朽化して行きます。また、塗装をする材料の種類や性質、建物の立地条件などでも老朽化のスピードに差が出ます。

自分で塗装をするコツ

塗装に関しては、コストが削減できるという理由の他に、やはり何と言っても楽しいからという理由があるのではないでしょうか。ポイントさえ押さえておけば、とっても簡単です。ここでは自分で塗装をするときの基本的な事をまとめてみました。

(1)塗料は、場所の条件や季節によっては乾燥に時間がかかるため、塗り方はプロに教えてもらう

ミスのないようにするために、塗装のプロや塗料メーカーにあらかじめその条件を聞いておくといいでしょう。

(2)自分で塗装をした場合の失敗例を学ぶ

これが意外とできてなくて失敗するケースが多いようです。下記のような失敗例が多いようです。

  • 1度に厚塗りして仕上がりが悪かった
  • 何度塗っても乾かなかった
  • 木材着色剤などの塗料で撹拌不足によって色が違った。

上手に塗るためのコツ【下準備編】

(1)素地をよく整える

塗装をする際、まずは、まず表面の汚れ・はがれた古い塗膜・錆・油分・カビなどは、きれいに落としておきましょう。また、塗るものを良く乾燥させましょう。そのまま塗ると、はがれたり、汚れたがしみ出てきたりします。

(2)マスキングテープを活用する

塗装がつかないようにしたい箇所には、マスキングテープや新聞紙で隠しておきましょう。どんなに気をつけて塗っても、余分なところをつい塗り汚してしまいます。塗装よごしを気にせず刷毛を運ぶことができ、綺麗に仕上がります。

(3)使う前に十分かきまぜる

基本ですが、缶の底に顔料が沈殿しています。使う前は棒などで底まで良くかきまぜて、色を均一にすることが大切です。

上手に塗るためのコツ【道具編】

(1)塗るものに適した塗料を選ぶ

塗装に使う塗料には、用途や目的によって様々な種類があります。間違った使い方をすると、仕上がりがに差が出たり、後で下から錆が出たり、剥がれたりします。

(2)塗料に適した「うすめ液」を選ぶ

うすめ液は、塗料が濃すぎて塗りにくい時に、うすめたり刷毛を洗う時に使います。うすめ液は塗料の種類によって異なります。正しいうすめ液を使って下さい。

(3)塗料や塗るものに適した塗装用具を選ぶ

塗料や塗る場所に応じた塗装用具を選べば、仕上がりも綺麗になります。 刷毛は使う塗料の種類により、ペンキ刷毛・水性刷毛・ニス刷毛のように種類があります。形も寸胴・平・スジカイとタイプも別れています。また広い面に適した、ローラーもサイズが豊富にあります。

上手に塗るためのコツ【実践編】

(1)天気の良い日に塗る

塗装はできるだけ天気の良い日を選び、冬は日中に塗るようにしましょう。 雨の日や湿気の多い日に塗装をすると、なかなか乾かなかったり、表面が白く濁ったりすることがあります。また冬など気温が低いときは、乾かない場合があります。

(2)塗る場所は風通しを良く

室内の塗装の場合は、特に換気に注意しましょう。閉めきっておくと、乾燥しにくくなったり、臭いがこもったりします。

(3)一度に厚く塗らないこと

縮み・シワやヒビ割れの原因になりますから、塗料は薄く、2~3回塗り重ねるようにしましょう。大部分の塗料は、一度に厚く塗ると表面だけが乾いて中が乾かない状態になるので、注意しましょう。

(4)重ね塗りは、前の塗料が良く乾いてから

乾かないうちに塗ると、厚塗りをした場合と同じようなトラブルが起きます。2~3回塗で仕上げる場合、前の塗料が十分に乾いてから塗り重ねて下さい。